これ知らないと眠くなっちゃいます！睡眠時無呼吸症候群対策Ｑ＆Ａ

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睡眠時無呼吸症候群に罹っている方が、
不整脈や狭心症などを併発していることは珍しくありません。

 

 

狭心症ってどんな病気か知ってます？

 

 

狭心症は、簡単に言えば冠状動脈が狭まり、心筋が酸欠状態に陥る病気
です。

 

 

全身に絶えず血液を送り続けている心臓は、常に大量のエネルギーを
消費しています。

 

そのため心臓の周りには酸素や栄養を供給する太い血管の冠状動脈が
あるんですね。

 

 

ですが、この冠状動脈に動脈硬化が起きて一時的に血管の内腔が狭くなると、
心筋に供給される血液量が減少します。

 

 

そうすると、心筋が酸欠状態になり、胸痛や胸の圧迫感を感じるように
なっちゃうという訳なんです。

 

 

狭心症の症状は一時的なものも多く、しばらくすると痛みが治まったり
するんですよね。

 

 

でも、このまま狭心症を放置すると冠動脈が閉塞して心筋梗塞となり、
非常に危険な状態になってしまうんです。

 

 

そもそも何で、睡眠時無呼吸症候群が狭心症を引き起こしやすいのか？
というと、

 

夜間の無呼吸により慢性的な低酸素血症のため、血液が濃くなってしまう
からなんです。

 

 

いわゆる『どろどろ血液』になって、血液が血管内で固まりやすくなって
動脈硬化になりやすくなっちゃうのです。

 

 

それに、狭心症や心筋梗塞のことを冠動脈疾患といって、それに対する
危険因子のことを冠危険因子と呼ぶのですが、睡眠時無呼吸症候群の
人は、この冠危険因子をたくさん持っているんですよね。

 

 

それは、

 

・肥満
・糖尿病
・高血圧
・高脂血症

 

などです。

 

 

今は、これらの疾患になっていなくても、なりやすい人というのが
睡眠時無呼吸症候群の人達。

 

 

そして、これらの疾患の人達がなりやすいのが狭心症なんかの
冠動脈疾患ということなんです。

 

 

だから睡眠時無呼吸症候群を治療することにより冠危険因子を減らす
こともできますので冠動脈疾患の発症予防につながるということです。

 

 

 

というようなことですが、睡眠時無呼吸症候群と狭心症の関係分かって
頂けましたか？

 

 

そもそも睡眠時無呼吸症候群の特徴である、寝ている間の無呼吸が
どろどろ血液を作り出してしまうなんてのは、びっくりでしょ？

 

 

サラサラ血液になるために、納豆食べたり玉ねぎ食べたりしている場合じゃ
ないんです。

 

 

睡眠時無呼吸症候群の治療をすれば改善されることも多いんだから、
しっかり治療していきましょう！

 

 

 

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