これ知らないと眠くなっちゃいます!睡眠時無呼吸症候群対策Q&A

SASと生命保険加入、保険会社の断る理由とは?

失敗を重ねやっとたどり着いた!!管理人が実際に使う体験談
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日本国内の睡眠時無呼吸症候群(SAS)の潜在患者数についての報告は少なく、
詳細は明らかになっていませんが、治療が必要な重症度の人に限定しても
300万人以上と推計されています。

 

 

一説には潜在患者数を含めると1000万人を軽く超えて
日本人の10人に1人がSASを患っているとのことです。

 

 

 

これだけの人数が生命保険加入にあたり不利な立場に置かれているわけです。
現状ではSASの人が、すんなりと入れる保険は無告知型か条件緩和型などの
加入条件がかなり不利になるものしかありません。

 

 

また住宅ローンの際に必要とされる団体信用生命保険加入がむずかしいという理由で、
自覚症状があっても医者に診てもらわないで伏せているという人たちが、
少なからずいるのも問題です。

 

 

しかし、ここで保険会社を一方的に非難しても、なにも始まりません。
ここでSASの人の保険加入について保険会社の主張を聞いてみましょう。

 

 

 

●保険会社の基本理念は「相互扶助」であり「平等性の確保」が大前提になる。

 

 

ご大層なことばが並んでますが、
簡単にいうとSASの人は入院率や早死する率が健常者と比べて高い。

 

 

だからそんな人を他の人と同じ条件で保険加入を認めると
他の人に対して不平等になるからダメだということらしいです。

 

 

もっと直接的にいうと、SASの人は保険金を受け取る率が高いので
他の人が損をするというわけですね。

 

 

 

●SASの患者は生活習慣病(糖尿病、高血圧、心不全など)の合併症患者である。

 

 

この点はどうでしょうか?
ここでの数字はSASにおける生活習慣病の合併率です。

 

 

まずは高血圧は80%になります。
しかもここでいう高血圧は薬剤抵抗性高血圧に限っての話です。

 

 

薬剤抵抗性高血圧とは3剤以上の降圧剤を使用しても
目標血圧まで下がらない高血圧のことをいいます。
これは参りましたね!SASの人=高血圧ともとれそうな数字ですね。

 

 

心不全は50%です。心房細動(不整脈)も50%です。
これらの数字も嫌になるくらい高いですよね。

 

 

では日本人の国民病といわれる糖尿病はどうでしょうか?
これは36%です。日本人男性の糖尿病有病率は
16%程度ですから2倍以上高いことになりますね。

 

 

 

こうやって合併率の数字を眺めてみると、
生命保険会社がSASの人の加入を認めないのも理解できます。

 

 

でも保険加入がむずかしいからといって病気を伏せるというのはおすすめできません。
ましてや通院歴が残るから治療を受けないなんてとんでもないことですよ。

 

 

 

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