ナステントクラシックはマウスピースとどう違うの?
失敗を重ねやっとたどり着いた!!管理人が実際に使う体験談
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SAS(睡眠時無呼吸症候群)の代表的な治療法として
CPAPとマウスピースがこれまで比較的多く利用されてきました。
両者は主に症状の重さによって使い分けられていることが多いようです。
中等症から重度はCPAP、軽症から中等症にはマウスピースといった具合です。
ところが最近軽症から中等症のSASに対する新療法として
ナステントクラシックが注目を集めています。
ナステントクラシックとマウスピースは両者とも
その対応する症状の程度が、軽症から中等症のSASなので対応範囲が共通します。
これから両者の共通点と相違点を見ていくことにしましょう。
★治療のメカニズムでの違い
ナステントクラシックは睡眠前にチューブを
挿入し気道を事前に確保することで、睡眠時の気道の狭窄、閉塞を防ぎます。
マウスピースは睡眠前に下顎を前に
固定することで、気道を確保し、睡眠時の気道の狭窄、閉塞を防ぎます。
★日常生活を送るうえでの違い
CPAPとくらべるとナステントクラシックもマウスピースも、ともに大きな優位性を持っています。
旅行や出張などでは、就寝前に家族以外の人と時間をともにすることがあります。
そのような時に外見上気づかれにくいというのは、大きなメリットになります。
また、両者ともカバンやバッグのすみに入る
程度のコンパクトさで携行性にすぐれています。
さらに、装着したままの読書やTV鑑賞は何の障害もありません。
ナステントクラシックでは会話や飲み物まで楽しめます。
お手入れではナステントクラシックは
使い捨てなのでメンテナンスフリーです。
マウスピースは毎朝ハブラシなどで洗浄する
程度のお手入れは、した方が良いでしょう。
医療機関での定期的な検診も必要になってきます。
★治療対象の症状での違い
ともに、軽症から中等症のSASに効果がありますが、
ナステントクラシックは舌根沈下(舌根が後方に落ち込むために上気道を閉塞
すること)の治療は不得意なのに対してマウスピースは治療効果が期待できます。
★費用面での違い
ナステントクラシックは7日分で4536円(税込み)なので
一ヶ月あたり19440円になります。現在のところ保険は適用されません。
マウスピースの場合は歯科医でのオーダーメイドになります。
金額は様々ですが保険適用の3割負担で15000円程度が目安のようです。
なお、定期的な検診も必要になるのでその分の費用は上乗せされてきます。
保険が適用されるかは患者さんの症状の
重さの程度によるみたいなのでお医者さんで確認してください。
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