これ知らないと眠くなっちゃいます！睡眠時無呼吸症候群対策Ｑ＆Ａ

失敗を重ねやっとたどり着いた！！管理人が実際に使う体験談
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最近登場したナステントクラシック。
なにかと話題になっているようで、ネットはもちろん
新聞、雑誌、ＴＶなどで取り上げられることも多いようですね。

 

ナステントクラシックとは、いびき・睡眠時無呼吸症候群治療のための
鼻から挿入するチューブ状の一般医療機器です。

 

 

 

この製品を開発した会社の社長である坂根氏は長年いびきに悩まされて
きたそうです。坂根氏は医者にＣＰＡＰを処方され、７年間使用しました。

 

いびきから開放され起床時に酸欠で心臓が痛くなることもなくなりましたが、
出張の多い阪根氏にとって２ｋｇのＣＰＡＰを毎回持ち歩くことは大きな負担でした。

 

さらに、飛行機などでＣＰＡＰなしで仮眠をとれば、起きた時には
周囲から人がいなくなっていたことも１度や２度ではなかったそうです。

 

もっと手軽にいびきを減らせる方法はないか。
阪根氏が出した答えが、自ら代替手段を開発することでした。

 

 

 

いびき・睡眠時無呼吸の新たな治療法とターゲットを定め、マーケティング
および開発スタッフは徹底的な調査を始めました。数多くの医師、
医療従事者と会い、徐々に開発コンセプトが明確になっていきました。

 

その答えが現在のナステントに通ずる、気道を内部から物理的に支えるステント
（拡張することができる網目状の小さな金属製の筒）のようなものでした。
このような経緯のもと、弾力性かつ柔らな素材のシリコーンにたどり着きました。

 

さらに、開発に時間を要したのが、ノーズクリッパーです。気道に挿入した
ナステントが睡眠中（長時間）にしっかり固定でき、かつ長時間使用しても
痛みを伴わないことが必須条件でしたので、かなりの試行錯誤を要しました

 

思いもよらない課題もありました。開発当初、一般医療機器では通常に使われる
ガンマ線滅菌を実施しましたが、この滅菌法独特の「照射臭」がします。

 

ほとんどの一般医療機器では問題ないにおいですが、
ナステントは鼻に挿入する一般医療機器であるため、
人によってはこの「照射臭」をきつく感じてしまうということがわかりました。

 

においが気になって寝られないのでは
意味がないため、適切な滅菌法を探索する必要がありました。

 

このようなさまざまな苦労を重ね、約７年の歳月におよぶ
開発期間を経て、世界初の治療法となるナステントクラシックは
医療認可を得た一般医療機器として商品化できたのでした。

 

 

 

先日も「より重度の症状にも対応する製品を」という患者さんの声に応えて
「ナステントクラシックハードタイプ」という新製品が発売されました。

 

このような努力が今後も続いて、世の中からいびきがなくなるといいですね。

 

 

 

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