これ知らないと眠くなっちゃいます！睡眠時無呼吸症候群対策Ｑ＆Ａ

失敗を重ねやっとたどり着いた！！管理人が実際に使う体験談
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ＳＡＳ（睡眠時無呼吸症候群）かなと思ったら
あなたは最初にどの専門科の病院を訪れますか？

 

 

いびきがうるさいので耳鼻咽喉科かな？
いやいや息が出来ないのだから呼吸器科だ。

 

 

どちらも正しいように思えます。まあ専門機関である睡眠センター、睡眠クリニック、
睡眠時無呼吸クリニックなどに行くのがおすすめなんですけどね。

 

 

 

ところでＳＡＳが循環器科での扱いがふえているって知ってましたか？
循環器科と言えば高血圧症、脳卒中、狭心症などを扱っているところですよね。

 

 

なぜ睡眠の病気に思えるＳＡＳが循環器科で
多く扱われるようになってきているのでしょうか？

 

 

それはＳＡＳが高血圧症、脳卒中、狭心症、心筋梗塞など
循環器病と密接な関係がある。つまりそれらとの合併率が高いからなのです。

 

 

ここでの合併率とはＳＡＳが
合併症（ＳＡＳが原因で発症する病気）を引き起こす割合と理解して下さい。

 

 

それではＳＡＳと主な病気との合併率を見ていきましょう。
比較は一般の健常者とのものです。

 

 

●高血圧症：約２倍

 

●狭心症・心筋梗塞：２〜３倍

 

●慢性心不全：約２倍

 

●不整脈：２〜４倍

 

●脳卒中：約４倍

 

●糖尿病：２〜３倍

 

 

 

確かにかなり高い合併率ですね。
なぜこのように循環器系の病気との合併率が高まるのでしょうか？

 

 

睡眠中に低呼吸や無呼吸になるのがＳＡＳですが、
そうすると体の中の酸素が不足します。

 

 

そこで心臓は一生懸命に体中に酸素を行き渡らせようと働きます。
ちなみにこの時の体内の酸素濃度はアンデスの山の上と同じ位だそうです。

 

 

寝ている最中に一晩に何十回もアンデスの山頂に放り出されたら
心臓もたまったものじゃありませんよね。

 

 

このような状態が何年も続くと、やがて心臓をはじめとする
体内の各器官が負担に耐えられずに、先ほどの病気を引き起こすのです。

 

 

昔から「風邪は万病のもと」なんて言われ来ましたが、
現代では睡眠時無呼吸症候群は万病のもとと言えるでしょうね。

 

 

 

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