これ知らないと眠くなっちゃいます！睡眠時無呼吸症候群対策Ｑ＆Ａ

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いびきや睡眠時無呼吸症候群の原因のひとつと
いわれる扁桃肥大。一般には扁桃腺とも呼ばれています。

 

 

扁桃肥大があると身体にどのような影響が
あるのでしょうか？今回は扁桃肥大が子供に及ぼす影響をご紹介しますね。

 

 

扁桃が大きいと、のどのある部分で気道を
狭めてしまい、呼吸1回で吸い込むことができる空気量が少なくなります。

 

 

そうなると、身体は必要な酸素を
取り込もうとしますので、1回の呼吸が大きくなり、また呼吸回数が増えてきます。

 

 

このような状態は、成長期の子供にとって
好ましい状態ではありません。身体に負担をかけることは心臓にも悪いからです。

 

 

さらに、睡眠中に一時的に無呼吸になる睡眠時無呼吸症候群を引き起こす
ことがあります。扁桃肥大が原因の典型的な気道障害であると考えられています。

 

 

また、扁桃が極端に大きいお子さんは
食べ物が飲みづらくなり、口の中に入れたものをずっと
飲みこめずモグモグしているときがあり、扁桃肥大が原因の場合もあります。

 

 

子供を叱る前に、耳鼻咽喉科を受診して
みてください。また肥大した扁桃線が炎症を起こすと
強いのどの痛みや高熱などの症状がみられ、これ年に何度も繰り返す場合があります。

 

 

成長したら扁桃が小さくなるから待てばいいと考えていると、弱々しい身体の
子供になってしまいますので、思い切って手術をする方が好ましい場合もあります。

 

 

しかし、「扁桃を取ると、かぜをひきやすくなる」ということを
聞いたことのある人も多いかと思いますが、実際のところはどうなのでしょうか。

 

 

扁桃は免疫細胞であるリンパ球の集まりであり、
そのリンパ球を取ると抵抗力が落ちるのではないかと不安になるのも当然です。

 

 

しかし、身体の免疫システムは４〜５才までに
完成していますので、扁桃を取ることで免疫力が低下することはありません。

 

 

しかし、３才以前の子供の場合は、
扁桃の除去が身体の免疫力の低下をもたらすことも考えられます。

 

 

ですから、扁桃肥大の症状の程度や
子供の発育程度を慎重に考慮して手術を検討する必要があります。

 

 

一般的には、扁桃肥大と診断されたからと
いってすぐに手術が必要と考えるのは間違いです。

 

 

扁桃が大きいだけでその他に
特に症状がなければ、小さくなるまで待つ方がよいでしょう。

 

 

扁桃腺が腫れて繰り返し熱を出したり、いびきや
睡眠時無呼吸症候群など扁桃肥大により症状がある場合にのみ手術を検討しましょう。

 

 

のどの手術に関しては、現在は麻酔技術の
発達により、全身麻酔で子供への負担も少なく手術ができます。

 

 

耳鼻咽喉科の手術では、扁桃肥大は施術件数の
多い手術であり、ほとんどの場合手術の翌日から食事が可能です。

 

 

このように扁桃の除去手術はいつでも簡単に、
しかも安全にできるのですから、別に急ぐ必要はないのです。

 

 

まずは、耳鼻咽喉科の医師にじっくりと
時間をかけて、十分に納得するまで相談することをおすすめします。

 

 

 

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