これ知らないと眠くなっちゃいます！睡眠時無呼吸症候群対策Ｑ＆Ａ

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睡眠時無呼吸症候群とは、寝ている間に呼吸がとまる病気ですから、
なんとなく酸素との関係があることはお分かりでしょう。

 

 

では、まず酸素が体に取り込まれる仕組みからお話しましょう。

 

 

大気に含まれた酸素は呼吸によって肺に吸い込まれます。

 

肺は約３億の小さな肺胞からできており、肺胞は毛細血管に
取り囲まれています。

 

 

肺胞壁や毛細血管壁は大変薄い構造のために、肺胞に入った酸素は
瞬時に肺胞から毛細血管内へと移行します（成人では安静時に０.２５秒）。

 

 

血管内に拡散した酸素の多くは赤血球内のヘモグロビンと結合し、
一部は血漿に溶解します。

 

酸素を多く含んだ血液（動脈血）は肺静脈から心臓の左房・左室を経て、
全身の各臓器に運ばれ、各臓器の細胞に供給されます。

 

 

輸送される酸素量は、主にヘモグロビンと酸素の結合の程度（肺の因子）
・ヘモグロビン濃度（貧血の因子）・心拍出量（心臓の因子）の３つで
決定されます。

 

 

酸素飽和度は体に輸送される酸素量の指標の一つで、特に肺に関係して
体に充分な酸素を供給できているかの指標となります。

 

 

つまり、簡単に言うと「酸素飽和度が低いと酸素の取り込みが少ない」
ということですね。

 

 

だから、寝ている間に無呼吸・低呼吸だと酸素飽和度が少なくなっちゃうん
です。

 

 

また一方で脈拍も測定できますが、心拍出量は１回あたりに拍出する回数
（＝脈拍）ですので、心臓因子の一部指標もパルスオキシメーターで掴める
ことになります。

 

 

そういうことで、睡眠時無呼吸症候群の人は脈拍も高くなります。

 

 

呼吸が止まった後に脈拍が高くなるので、いつ脈拍が高くなったか？という
のも、睡眠時無呼吸症候群を判定するのに見られているポイントなのです。

 

 

 

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