これ知らないと眠くなっちゃいます！睡眠時無呼吸症候群対策Ｑ＆Ａ

失敗を重ねやっとたどり着いた！！管理人が実際に使う体験談
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ＳＡＳ（睡眠時無呼吸症候群）と肥満は
とても関係が深いことはみなさんは知っていますよね。

 

 

では、肥満と深い関係にある高血圧はＳＡＳと関係があるのでしょうか？
じつはＳＡＳの患者さんの４０％〜６０％が高血圧を合併すると言われているのです。

 

 

これにイビキが加わるとＳＡＳの疑いがとても濃くなるのです。
イビキの他に「寝ても疲れが取れない」とか「昼間、眠くなることがある」
などの症状があったらＳＡＳが原因でよく眠れていない可能性があるからです。

 

 

さらに高血圧とＳＡＳの合併は、脳卒中や
心筋梗塞などの循環器疾患の発症や死亡リスクを高めるのです。

 

 

ふつう夜になると昼間に比べて血圧が低くなるのですが、ＳＡＳになると
夜になっても血圧が下がらなかったり、逆に昼間より高くなることがあります。

 

 

夜間の血圧が昼間に比べて高くなった場合、
他の高血圧患者と比較して脳卒中のリスクが２．１倍も高くなります。
さらに心筋梗塞、狭心症のリスクは６．２倍上昇することが報告されているのです。

 

 

さらに１０年間での死亡率は１０．６％と、こちらもＳＡＳでは
ない人の約３倍です。だから高血圧とＳＡＳを合併している人は要注意なんです！

 

 

ところで高血圧とＳＡＳは、なぜ合併しやすいのでしょう。それは
ＳＡＳだと睡眠中に交感神経が過剰に働き高血圧の悪化につながるからなのです。

 

 

交感神経とは運動したり興奮したりしたときに働く、
人間を活動的にする神経です。反対に、体を休めるために働くのが副交感神経です。

 

 

通常、日中には交感神経が働いて血圧を上げ、
夜眠っている間は副交感神経が中心になって血圧を下げます。

 

 

ところが、ＳＡＳの場合は睡眠中にたびたび息が
止まってしまうので、呼吸を再開させるため、交感神経が働いて血圧が上がります。

 

 

つまり、眠っていても体が
休めていない状態となり、それが高血圧を悪化させるのです

 

 

ここまでで高血圧にイビキが加わると大変危険な状態になることを
理解できた思いますが、現実にそうなったらどうすれば良いでしょうか？

 

 

まず、ＳＡＳであるかどうかきちんと診断を受けることが大切です。
そしてＳＡＳであると分かったら、速やかに治療を行うことです。

 

 

ＳＡＳ治療の1つであるＣＰＡＰで、薬が効きにくい高血圧が改善する
という報告や、循環器疾患の発症や死亡リスクが低下したという報告があります。

 

 

また、死亡に関する報告でも、治療をしなかった
ＳＡＳの患者さんでは５０歳未満の心疾患での死亡率が高いのですが、

 

 

一方で、ＳＡＳの治療を
継続している患者さんの死亡率は、ＳＡＳではない人と差がないとされています。

 

 

ＳＡＳは完治しにくい病気ですが、
治療で確実に症状は改善できます。治療を始めたら継続することが大切ですね。

 

 

 

 

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