これ知らないと眠くなっちゃいます！睡眠時無呼吸症候群対策Ｑ＆Ａ

失敗を重ねやっとたどり着いた！！管理人が実際に使う体験談
( 画像をクリックすると体験談が読めます )　　

 

管理人オススメのサプリメント	管理人オススメの枕

 

 

 

 

ＳＡＳ（睡眠時無呼吸症候群）と肥満の関係は皆さんよく知ってますよね。
特に欧米ではＳＡＳの患者さんの肥満率は７０〜８０％にもなるそうです。

 

 

ＳＡＳが日本に紹介された当初は行き過ぎた肥満による特殊な呼吸障害というふうに
理解されていたので、肥満の解消で治すことが出来ると思われていました。

 

 

 

 

●肥満だけがＳＡＳの原因とは言えない

 

 

当初は肥満解消でＳＡＳが治ると考えられていたため、ＳＡＳの合併症である
高血圧なども肥満から来るものと理解されていました。

 

 

しかし今日ではＳＡＳは肥満の影響を取り除いた場合でも明らかに
高血圧の原因になることがわかってきました。

 

 

また日本人はあごの小さい人が多いため、肥満率が欧米より低いのに
日本でのＳＡＳの発症率は欧米とあまり変わらないのです。
あごが小さいとＳＡＳの発症率が増えるためです。

 

 

 

●ＳＡＳになりやすい人は肥満になる可能性が高い

 

 

これまで肥満で上気道（鼻から喉までの息の通り道）に脂肪がついて気道が狭まり
息が出来なくなるのがＳＡＳの直接的原因だと考えられてきました。

 

 

でも最近の研究では気道の虚脱性（脱力状態になり動かなくなる）がＳＡＳと関連する
ことがわかってきました。つまり気道が狭まるだけでなく
気道自体の働きが低下することも原因になるわけですね。

 

 

また肥満になりやすくするタンパク質の一種であるレプチンが
ＳＡＳの患者では健常人と比べて５０％も多いとの報告もあります。

 

 

ＳＡＳ患者は肥満しやすい体質なんですね。
それはＳＡＳになりやすい人が持っている要因が肥満と関係があるからです。

 

 

ある病院がＳＡＳで肥満の人にＣＰＡＰで治療したところ約一ヶ月で
この患者さんなんと体重が２０ｋｇも減ったのです。

 

 

この場合では肥満がＳＡＳの原因と言うよりも
ＳＡＳが肥満の原因と言ったほうが良いでしょうね。

 

 

このようにＳＡＳと肥満は従来のように単純な因果関係ではなく、
様々な要因が複雑に絡み合った関係にあるとだんだんわかってきたのです。

 

 

 

 

●肥満解消だけではＳＡＳの治療は難しい？

 

 

それでもＳＡＳと肥満は関係が深いのです。
ある調査では１０％の体重増加はＳＡＳになる可能性が６倍に増えました。

 

 

逆に１０％の減量で２６％のＡＨＩ（無呼吸低呼吸指数）の低下があったそうです。
このように肥満の解消がＳＡＳの症状の改善につながることは間違いないのです。

 

 

でもＳＡＳ患者は健常人と比べて日中の眠気や倦怠感などで
減量に取り組むのが難しい人が多いようです。

 

 

一説ではＳＡＳの病状の指標であるＡＨＩを５０％減らすためには
体重を２０％以上も減らさなければならないそうです。

 

 

肥満解消ばかりに目を向けるのではなく、
ＳＡＳの症状緩和と併せて治療を進めていくことが大事なんですね。

 

 

 

ぐっすりと眠るためには？

 

 

 

確実に深いに眠りにつくためには？