これ知らないと眠くなっちゃいます！睡眠時無呼吸症候群対策Ｑ＆Ａ

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睡眠時無呼吸症候群（ＳＡＳ）のよく知られた症状が昼間の眠気です。
昼間に眠気を感じるとＳＡＳではないかと不安になる人も多いのではないでしょうか？

 

 

昼間の眠気はＳＡＳに限らず様々な原因で引き起こされますが、
その大半は睡眠障害です。ちゃんと眠れてないから昼間に眠気が襲ってくるのです。

 

 

今回はＳＡＳによる昼間の眠気とそうでない
昼間の眠気を見分ける方法を説明していくことにしましょう。

 

 

昼間に眠気が襲ってくるのは睡眠障害が原因ですが、
その睡眠障害には、いったいどのようなものがあるのでしょうか？

 

 

まず、睡眠障害というと不眠症が思い浮かびます。不眠症とは、なかなか
眠りにつけない、夜中や早朝に目が覚める、熟睡できないといった症状があります。

 

 

そして睡眠が不十分になり、疲れが取れない、気分が悪い、
集中できないなどの不調があらわれ、昼間の生活や仕事に支障をきたす病気です。

 

 

つぎに過眠症です。過眠症とは、夜眠っているにも
かかわらず、日中に強い眠気が生じ起きているのが困難になる状態です。

 

 

過眠症の原因は、脳内の覚醒維持機能の異常や
何らかの原因で夜間の睡眠障害があるためだと考えられています。

 

 

症状としては、日中の強い眠気と居眠りを繰り返します。
居眠りは長くても３０分以内と短く、目覚めたあとは一時的にすっきりします。

 

 

また、「笑う」「驚く」「怒る」などの
感情の変化に伴って、身体の力が抜け、その場にへたりこんだり、

 

 

眠り始めのタイミングで、現実と区別が
つかないような夢を体験したり、金縛りにあうことが多いようです。

 

 

そしてＳＡＳです。ＳＡＳは睡眠中に舌の付け根や軟口蓋（のどちんこ）が
ゆるんで気道をふさぎ、大いびきと同時に１０秒程度の呼吸停止が起こります。

 

 

重症者では1時間に３０回、ひと晩で２００回以上も
呼吸が止まるため、その度に、睡眠が妨げられ、昼間の強い眠気につながるのです。

 

 

睡眠障害には以上の他にも、生活リズムの乱れによる睡眠覚醒リズム障害や
ムズムズ足症候群、高齢化による睡眠リズムの変化など様々なものがあるのです。

 

 

さて、本題のＳＡＳが原因となる昼間の眠気の見分け方ですが、
睡眠障害に共通する昼間の強い眠気に加えて、大きないびきがポイントになるのです。

 

 

ＳＡＳの原因は、舌の付け根や軟口蓋がゆるんで気道をふさぐ
ことでしたよね。これは、いびきを引き起こすメカニズムと共通するのです。

 

 

つまり、大きないびきを伴う
昼間の眠気は、ＳＡＳが原因である可能性がとても高いのです。
そのような場合は、迷わずに睡眠外来などのお医者さんに相談してくださいね。

 

 

 

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