これ知らないと眠くなっちゃいます！睡眠時無呼吸症候群対策Ｑ＆Ａ

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睡眠時無呼吸症候群の治療は大きく分けて

 

・CPAP療法
・マウスピース療法
・外科手術

 

の3つに分けられます。

 

 

このうち、根本的な睡眠時無呼吸症候群の治療になるのが、
外科手術なんです。

 

それ以外の2つはあくまでも症状の改善を目的とした治療であって、
睡眠時無呼吸症候群そのものを治すわけではないんですね。

 

 

 

では、外科手術が適用される場合ってどんな時なんでしょうか？

 

 

外科手術は、睡眠時無呼吸症候群の原因部位が明確に分かっている
時に行われます。

 

・口蓋扁桃肥大
・アデノイド肥大
・鼻中隔湾曲症

 

の場合です。

 

 

気道内の扁桃の極端な肥大や、口蓋扁桃（のどちんこ）が
極端に長いときは、それが原因で気道が狭くなって閉塞を
起こしてしまう時があります。

 

その結果睡眠時無呼吸症候群を引き起こしているんです。

 

 

こういう時が、手術適用になります。

 

 

特に子どもの場合は、アデノイド肥大や口蓋扁桃肥大が原因の
睡眠時無呼吸症候群が多いので、手術の割合も多くなってきます。

 

 

 

睡眠時無呼吸症候群の手術で一般的なのが、

 

・UPPP
・LAUP

 

の2つです。

 

 

UPPPは、睡眠時無呼吸症候群に効果的な治療であり、
口蓋垂を含めた軟口蓋を手術で切り取ってしまうんです。

 

そして、口腔側と鼻腔側の粘膜を縫い合わせて上咽頭部の
拡大と突っ張った緊張を作ります。

 

 

こうすると、上咽頭部の拡大緊張が保てて、落ち込んでいた
舌や咽頭部の空間が確保できるため閉塞を防げるってわけです。

 

 

ですが、傷口の瘢痕化や痛みのリスクもあります。

 

 

 

もう一つが、LAUPです。

 

これは、レーザーで部分的に焼き切る方法です。
UPPPよりも切り取る部分は少なく、睡眠時無呼吸症候群の
治療というよりはいびきの治療に向いています。

 

 

人工的にやけどをつくるのと一緒なので、
しばらく痛みが残るというリスクがあります。

 

 

 

もう一つ、気管切開という方法もありますが、
これは命の危機が迫っている時に行う最終手段です。

 

 

重症の睡眠時無呼吸症候群になると、酸欠状態が続いて
心拍増加や高血圧、不整脈などの症状が現れます。

 

 

これを気管切開することで、気道の閉塞を防ぎ、症状や
呼吸を楽にします。

 

合併症の抑制にも効果的です。

 

 

しかし、気道に穴を開けるという事は、声を出す時に
気管に蓋をしないといけなかったり、消毒を怠ると細菌感染
するかもしれないというリスクもあります。

 

 

 

こんな風に手術にはいくつかの種類がありますが、
睡眠時無呼吸症候群の治療の基本はCPAPとダイエットです。

 

 

手術をすれば簡単に治ると思わずに、まずは体重を減らす
ことを頑張ってみましょうね。

 

 

 

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