これ知らないと眠くなっちゃいます！睡眠時無呼吸症候群対策Ｑ＆Ａ

失敗を重ねやっとたどり着いた！！管理人が実際に使う体験談
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睡眠時無呼吸症候群の治療は、CPAP療法が有名ですよね。
あとは、マウスピース療法とか手術とか。

 

 

睡眠時無呼吸症候群の治療で「ASV療法」があるというのは、
ほとんど知られていません。

 

 

それはなぜでしょう？？

 

 

それは、ASV療法が「慢性心不全の患者さん」に対して行われる
治療法だからです。

 

 

睡眠時無呼吸症候群って色んな病気を引き起こす、
とっても怖い病気でしたよね。

 

 

逆に、色んな病気が引き金となって睡眠時無呼吸症候群を
併発することも多いんです。

 

 

慢性心不全の患者さんは、寝ている間に呼吸がとまったり、
逆に呼吸が早くなったりみたいな呼吸が乱れる「睡眠呼吸障害」を
併発しやすいんです。

 

 

しかも、重症の患者さんは寝ている間に自発呼吸が徐々に遅くなって
ついには呼吸停止!!

 

 

一時的に低酸素状態になった後に、徐々に呼吸が復活してくる…
というのを繰り返すことが多いんです。
（チェーン・ストークス呼吸）

 

心不全もあって、さらに寝ている間に呼吸停止なんてこわすぎです!!!

 

 

だから、治療が必要なんです。

 

で、CPAP療法ももちろん使われるんですが、ASV療法というのはさらに、
心不全の治療にも効果的なんだとか。

 

 

慢性心不全の人にとっては、寝ている間に呼吸が止まり繰り返し低酸素状態を
引き起こしていることは、急激な脈拍や血圧の変化、好感神経の緊張が起こって、
心不全治療そのものの妨げになってしまっているのです。

 

 

そこで、ASV療法では小型の機械を使い鼻に装着したマスクで寝ている間に、
陽圧呼吸を行い、チェーン・ストークス呼吸を抑えて心不全を治療するんです。

 

 

ですから、CPAPとASV、何が違うのかというと、

 

 

●CPAP療法→睡眠時無呼吸症候群の広い範囲の治療に有効。

 

●ASV療法→心不全（慢性心不全）を患っている人でで
　　　　　睡眠呼吸障害を併発した人に有効。

 

 

という事になるんです。

 

 

だから、普通の人の治療には使われることもなく、あんまり有名な治療法では
ないんです。

 

 

勘違いしてはいけないのが、ASV療法で慢性心不全が治るわけではないですよ。

 

CPAP療法と同じく、「寝ている間の呼吸を手助けしてくれる」治療法です。　

 

 

 

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