これ知らないと眠くなっちゃいます！睡眠時無呼吸症候群対策Ｑ＆Ａ

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熊などの冬眠する哺乳類は秋には冬眠前の準備として
食い貯めなどの食欲増進が見られ、冬になると活動を停止して冬眠に入ります。

 

 

ここで「実は人間も熊みたいに冬眠します」
と言ったらどう思いますか？たぶん信じてもらえないえないかもしれませんね

 

 

もちろん人間は熊みたいに冬眠はしませんが、最近は熊みたいに冬を前にすると
食い貯めに走り、冬になるといつもより睡眠時間が長くなる人が増えているのです。

 

 

これは日照時間が短くなることが原因で起こることがわかっており、
人間も同じ哺乳類としての共通の性質をもっていると考えられるそうなんです。

 

 

この熊が冬眠するみたいな過食と過眠の症状は
季節性感情障害や、冬季うつ病という病名で呼ばれているのです。

 

 

ではこれから冬季うつ病の症状を
もう少し詳しく紹介していくことにしましょう。

 

 

冬季うつ病は別名ウインターブルーなどとも呼ばれ、
毎年１０月〜１２月にかけて症状が出て３月になると回復します。

 

 

その主な症状は過食と過眠です。
まずは過眠にともなう症状から説明しましよう。

 

 

特徴的な症状は、いくら眠ってもまだ眠いということです。
そのため睡眠時間が長くなり、時には10時間を越えても眠くなることもあります。

 

 

つぎに過食です。食べても食べても、また食べたくなります。特に
チョコレートやアイスクリームなどの甘いモノや炭水化物が無性に食べたくなります

 

 

このように過食と過眠を繰り返せば肥満になってしまいます。
これがいわゆる冬太りです。毎年、冬だけ太ってしまうという経験はありませんか？

 

 

太ってしまうことよりも恐ろしいのは、人付き合いがおっくうになり、
外出がつらい、集中力がなくなり、普段やり慣れた家事や仕事ができないとか

 

 

なぜか、ただただむなしく、自己否定的になる、
無気力感に襲われるなどの、うつ病でよく見られる症状があらわれることです。

 

 

このような症状があるので冬季うつ病と
呼ばれるのですが、その原因は先ほども言いました「日照時間の不足」なのです。

 

 

ヨーロッパ諸国では冬季うつ病は患者数も多く、
また認知度も高いので専用の公共治療施設も数多く設けられています。

 

 

しかし日本にはそのような公共施設もないので対策としては、
まず一番に、冬場は出来るだけ外に出て日光を浴びるようにすることです。

 

 

その他に冬季うつ病はセロトニンの減少と関係が深いので
セロトニンの分泌を促す食材を積極的に摂取することも大事です。

 

 

セロトニンはトリプトファンというアミノ酸によって生成されるので
トリプトファンを多く含むバナナやプロセスチーズを多く摂ることです。

 

 

おわりに、日本では冬季うつ病は認知度が低く、
春になれば自然に治るので、そのまま放置している人も多いようです。

 

 

ですが、放置し続けると普通のうつ病に進行することが多いので
症状が重く感じたら専門のお医者さんに相談するなどしてくださいね。

 

 

 

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